建設発生土・浚渫土砂の受入について
公共工事からの建設発生土、公共・民間工事からの海域浚渫土砂ならびに大阪府河川管理者の維持浚渫工事から発生する河川浚渫土砂を受け入れ、 埋立事業を行っています。
建設発生土の受入
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次に掲げる区域における公共工事(大阪市の区域にあっては大阪市発注事業を除き、和歌山県の区域にあっては和歌山県発注事業を除く)から発生する建設発生土の受入を行っています。
①大阪府の区域のうち次の区域・泉州地域・南河内地域・東大阪地域・大阪市地域 ②和歌山県の区域のうち大阪府に隣接する市・町の区域③奈良県の区域のうち阪南2区から半径50kmの範囲にある市・町・村の区域阪南2区は大阪府都市整備部の積算基準に「公共工事間流用の受入地」として位置づけられており、建設発生土のリサイクルにも貢献しています。また、受入にあたっては事前に契約を締結し、搬入車カード・搬入車証を交付すること、また建設発生土管理票を使用することにより、搬入車両や建設発生土の管理を適正に行っています。 (土運船による浚渫土砂の搬入に関しては受入基準や手続きが異なります。) -
阪南2区、検収所前に並ぶトラック
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岸之浦大橋
阪南2区と内陸部をつないでおり、長さが350m(接続する道路を除く。)あり、海面からの高さは中央部で約14mあります。14mの高さは4~5階建のビルに相当します。阪南港を行き交う船舶のため、航路幅130mが確保されています。
搬入イメージ
建設発生土搬入フロー
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検収所 搬入量の計量
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検収所 計量時の目視検査
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ダンピング
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検収員によるダンビングの
目視検査 -
埋立作業
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泥落とし(洗車ピット)
海域浚渫土砂の受入
大阪府が管理する港湾区域や大阪府域の公有水面等で生じた浚渫土砂の受入を行っています。搬入にあたっては、受入基準、入出域要領などが記載された「浚渫土砂搬入の手引き」により、安全や環境に配慮しています。
搬入イメージ
密閉式土運船による搬入
底開式土運船による搬入
浚渫土砂搬入フロー
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浚渫現場
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土運船
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警戒船
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汚濁防止膜
河川浚渫土砂の受入
令和3年度より、阪南2区北側水域の仮締切提内にて、大阪府河川管理者の維持浚渫工事から発生する浚渫土砂を受け入れています。搬入は大阪港湾局が目視検査・土量検収の後、ピットでのセメント改良の上車両で運搬・投入を行います。