ちきりアイランドの埋立事業
大阪府岸和田市沖の阪南港阪南 2区において建設発生土や浚渫土砂を活用して人工島「ちきりアイランド」の造成を進めております。
岸和田市沖合に位置する阪南2区は、港湾物流機能の強化・拡充、背後市街地の環境改善及び緑地等水辺環境の整備を図り、併せて地域の振興に寄与することを目的として、整備が進められている約140haの埋立地です。
平成11年1月、大阪府が公有水面埋立免許を取得し、平成14年12月に内陸部と阪南2区を結ぶ岸之浦大橋が暫定供用しました。平成16年2月には人工干潟が完成し、平成19年4月から岸和田市貝塚市クリーンセンターが稼働しています。
平成17年3月に埋立が竣功した第1期製造業用地は進出企業がすべて決定しており、平成21年12月から令和4年1月までに順次埋立が竣功している第1期保管施設(物流倉庫)用地の一部や平成27年3月に埋立が竣功した第2期製造業用地の一部にも順調に企業が進出しています。
また、第2期保管施設用地や埠頭用地(船舶の係留施設、港湾貨物の荷捌地)のほか府民が身近に水と親しめる海辺の広い緑地や浅場、マリーナ用地などが計画されています。
阪南2区整備事業概要
土地利用面積 | 約140ha |
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埋立土量 | 約1,910万㎥ |
事業期間 | 平成10年度〜 |
土地利用 | 埠頭用地、保管施設用地、製造業用地、供給処理施設用地、マリーナ用地、緑地、道路用地 |